二重あごケアのNUVIJUとオンダリフティングには、方法(注射とレーザー)と主な作用目的(脂肪の破壊とハリ・引き締め)に明確な違いがあります。

二重あごの原因によって、どちらを選ぶかの基準が変わります。

NUVIJU:脂肪細胞そのものをなくす注射

  • 脂肪を破壊する仕組み:体内の胆汁酸成分であるコール酸(CA)を用い、二重あごの脂肪細胞膜を直接破壊して溶かします。細胞の大きさを小さくする一般的な輪郭注射と異なり、脂肪細胞の数そのものを減らすため、効果は半永久的です。
  • 痛みの負担を軽減:従来のデオキシコール酸を用いた二重あご注射に比べ、体の酸性度(pH)に合わせて開発されており、ケア後に特有の焼けるような痛みや強い腫れが大幅に抑えられています。

オンダリフティング:マイクロ波で引き締めるレーザー

  • コラーゲンとハリの再生:電子レンジに似た原理のマイクロ波(Microwave)エネルギーを使用します。肌表面を凍らせる強力な冷却機能により、麻酔なしでもほとんど痛みなく、快適に受けられます。
  • 2種類のハンドピースの効果:7mmのチップは深い脂肪層を温めてボリュームを減らし、3mmのチップは真皮のコラーゲンを収縮・再生させ、たるんだあご下をぴったりと引き締めます。ケアの跡が残らず、すぐに日常生活へ戻れます。

自分に合うケアの選び方

NUVIJU

  • あご下の脂肪が気になる方:減量後も二重あごが残る場合や、フェイスラインがぼやけている場合
  • 持続的な脂肪減少を希望する方:脂肪細胞の数を減らし、長期的な輪郭の改善を期待する場合
  • 痛みや腫れの負担を抑えたい方:注射による刺激に配慮したケアを希望する場合
  • 切開せずに輪郭を整えたい方:脂肪吸引をせずにあご下のラインを整えたい場合

ケアの間隔と効果

  • 間隔:約4週間ごと
  • 推奨回数:脂肪の量に応じて平均2~4回、必要に応じて追加
  • 変化を感じる時期:ケア後約2~4週間から徐々に変化が期待できます

オンダ

  • 脂肪と肌のたるみが両方気になる方:二重あご、下頬のふくらみ、フェイスラインのハリ低下が重なる場合
  • 早く日常生活に戻りたい方:注射の跡がなく、回復の負担が比較的少ないケアを希望する場合
  • 痛みに敏感な方:接触式冷却システムで肌表面の熱刺激を抑えたい場合
  • 部位に合わせたケアを希望する方:脂肪減少と肌のハリ改善を同時に考える場合

ケアの間隔と効果

  • 間隔:約4週間ごと
  • 推奨回数:肌の状態に応じて、初期は3回程度を検討
  • 変化を感じる時期:ケア後約2~4週間から徐々に変化が期待できます
  • 維持ケア:効果と持続期間には個人差があり、肌の状態に応じて追加ケアを決めます

NUVIJUとオンダの主な比較

項目 NUVIJU オンダ
方法 脂肪を減らす注射 非侵襲のエネルギー機器
主な目的 あご下の脂肪減少 脂肪減少+肌のハリ
間隔 約4週間 約4週間
推奨回数 個別に調整、臨床では最大6回実施 約3~4回
変化の時期 数週間かけて徐々に変化 約2~4週間から変化を期待
回復の負担 腫れ・内出血・圧痛が生じることがあります 一時的な赤み・熱感が生じることがあります

2つのケアを併用する場合

NUVIJUとオンダを併用すると、生化学的な脂肪細胞の破壊と物理的な肌の引き締めが組み合わさり、単独ケアよりも著しく優れた輪郭改善の相乗効果が生まれます。

1. 脂肪減少後の肌の緩み・たるみを防ぐ

  • 厚い二重あごに脂肪を破壊する注射(NUVIJU)だけを行うと、脂肪のボリュームは減りますが、その部分の肌が下の組織に密着せず、緩んだりたるんだりすることがあります。
  • ここにオンダリフティングの3mmハンドピースを併用すると、真皮の線維芽細胞を刺激してコラーゲン構造を整え、脂肪が減った部分の肌を下部の筋膜(SMAS)方向へ強く密着させる引き締めの相乗効果をもたらします。

2. ケアの進め方によって効果を最大化

  • 同日の併用ケア:先にオンダリフティングを照射して皮下脂肪の温度と局所の血流を高め、その後にNUVIJUを注入します。薬剤が局所に広がりやすくなり、熱刺激と化学的な界面活性作用が組み合わさって、脂肪細胞の死滅をさらに最大化します。
  • 段階的な併用ケア:まずNUVIJUを用いて2~3週間かけて厚い皮下脂肪のボリュームを減らします。その後3~4週目にオンダリフティングを行い、脂肪が減って緩んだあご下の肌の密度を高め、すっきりした下顔面のラインを細やかに仕上げます。

3. 切開の負担なく非侵襲のVラインへ

  • 脂肪吸引やリフト手術のような長いダウンタイム、強い腫れや痛みの負担なく、注入剤による精密なボリューム減少とエネルギー機器による非侵襲の引き締めを組み合わせ、なめらかで明瞭なフェイスラインを整えられます。
  • NUVIJUは注射、オンダはエネルギー機器と作用の仕組みが異なるため、ケア後のお手入れと気をつける点も明確に異なります。

NUVIJU後のお手入れと気をつける点

  • 洗顔とメイク:当日から洗顔・メイクが可能です。
  • 避けること(3~7日):炎症を防ぎ、薬剤への反応を安定させるため、3~7日間は多量の飲酒、喫煙、サウナ・岩盤浴、熱いお風呂、激しい運動を避けてください。
  • ケア部位への刺激を控える:注入した薬剤が皮下脂肪層でスムーズに作用するよう、約1週間はケア部位を強く押す、こする、マッサージする行為を避けてください。
  • 水分補給:破壊された脂肪細胞や老廃物の自然な排出を助けるため、1日に1.5L以上の水を十分に飲むことが役立ちます。
  • 予想される経過と反応:
    • 注射針の跡、一時的な赤み、内出血、腫れ、重だるさ、硬さやしこり感が生じることがあります。
    • 腫れはケア後1~3日が最も強く、通常は1~2週間で落ち着きますが、薬剤の代謝反応により、軽い腫れやズキズキする感じが数週間~1か月ほど残ることがあります。初期の痛みには冷却パックを使用できます。

オンダ後のお手入れと気をつける点(リフティング機器)

  • 洗顔とメイク:非侵襲のケアのため、当日から洗顔・メイクができ、すぐに日常生活へ戻れます。
  • ぬるま湯での洗顔(熱感の維持):ケア後少なくとも3~5日間は冷水での洗顔や冷却パックを避け、ぬるま湯で洗顔してください。肌の深部に伝わった熱を保つことで、コラーゲンの再構築と脂肪細胞の死滅効果が最大化します。
  • 避ける活動(24時間~1週間):当日から24時間は激しい運動、サウナ、熱いお湯での洗顔を避けてください。過度の飲酒やサウナも1週間ほど控えることをおすすめします。
  • 保湿と紫外線対策:熱エネルギーによる一時的な乾燥を防ぐため、保湿剤を十分に塗り、日焼け止めを毎日丁寧に塗ることが効果を長持ちさせる鍵です。
  • やさしいマッサージと水分補給:ケア後3日間、部位をやさしくマッサージするとリンパの流れと老廃物の排出に役立ちます。当日は刺激の強いピーリング剤やレチノール配合製品を避けるとよいでしょう。
  • 予想される経過と気をつける点:
    • 直後に軽い赤み、熱感、わずかな腫れ、圧痛が生じることがありますが、多くは当日~数日以内に落ち着きます。
    • まれに水ぶくれ(やけど)ができたり、強い痛みが続いたりする場合は、速やかに来院して診察を受けてください。

ご予約・お問い合わせ

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本記事は一般的な肌の情報提供を目的としています。ケアの効果や副作用には個人差があります。ケアが必要かどうかは、セリタクリニックへお問い合わせください。